猿の惑星 創世記(ジェネシス) ネタバレありの感想

あまり期待しないで観に行ったのですが、
この作品は素晴らしく良い!!
脚本、演出、CGI、時間配分、申し分ない!
ぜひ、観てください。オススメ!!

ということで、さっそくネタバレありで感想を述べます。

オープニング1分で、感情はチンパンジーに持っていかれます。
ジャングルを移動中のチンパンジーの群れ。
異変に気づく彼ら。
人間様の掛け声に驚いて逃げ惑う。
だが彼らの仕掛けにかかって、研究所へ連れていかれる。
そして助けようとする群れたちと涙の別れ……。

サンフランシスコの製薬会社研究所に勤める神経化学者ウィル(ジェームズ・フランコ)。
彼は、アルツハイマー病の新薬を開発している。
その実験用に捕獲されたチンパンジーが、人間様のために薬漬けにされている。
するとあるチンパンジーが、ルーカスタワー?という知能を測るゲームで、人間以上の結果を出す。
それに驚き、喜ぶウィルは、さらなる研究費を稼ぐために、
スポンサーを相手にプレゼンをしていると、突如なぜかチンパンジーが暴れまわってしまう。
会議は台なし。暴れたチンパンジーは射殺される。
ウィルは、研究費が断たれ、開発ができないと嘆く。
すると良心的な研究員が、あのチンパンジーは妊娠をしていた、と話す。
「子どもが取られると思って暴れたんだ。殺すことなかったのに……」
用がなくなった他のチンパンジーも安楽死をされる。
そして取り出された赤ん坊は生きていて、この子を育てるか、殺すかは君が決めろ、と言われる。
ウィルは殺すことができず、家に持ち帰る。
家には、アルツハイマーで苦しむ父親がいる。
彼は著名なピアニスト。その栄光は病気によって影を潜めている。
ウィルが、どうしても新薬を開発したい動機が示されます。

3年後、”シーザー”と名付けられたチンパンジーは、
ウィルの家ですくすくと育つ。
お気に入りの屋根裏の窓から外を眺め、近所の子らが遊んでいるのを羨ましげに見つめる。
彼は、薬漬けて知能が高くなった母親の遺伝子を引き継ぎ、
普通の人間の子どもよりも知能が高く、人間の言葉、手話を理解できた。
ウィルや、ウィルの父親に愛情を注がれ、育てられている。
だが、驚くべき効果に、ウィルは自宅を研究室にして、
会社から新薬(ALZ-112)を盗み、父親に投与してしまう。
すると、父は過去の栄光を取り戻し、ピアノを引き始める。いや、それ以上の技術を見せる。
喜びにわく、父と子。
そのころ、シーザーが遊んでいる子どもが羨ましくて脱走。
隣人の家へと遊びに行ってしまう。だが、慌てふためき、シーザーに棒を振り回す隣人。
彼はパイロットを鼻にかけている嫌な野郎。
棒でやられる寸前で、ウィルに助けられる。
だが、指に怪我を負い、動物園内の病院へ。
そしてそこで、獣医キャロライン(フリーダ・ピント)と出会う。
シーザーのススメで、ウィルと二人は恋仲になる。(このくだりは別にいらなかったような??)

そして5年後。成人となったシーザーは、かなり貫禄がある。
いつものように、公園へ行き、シーザーを連れていると、
首輪をつけた犬と対面する。自分にも首輪がつけられているのに不満を持つ。
シーザーは、ウィルに問う。
「僕はペット?」
「僕はなに?」
ウィルは、なだめようとするが、シーザーはイラついている。
仕方なく、どこで生まれ、なぜこうなったかを説明するため、会社へ連れていき、経緯を話す。
シーザーは、母が実験にされていたことを知り、ひどい葛藤を覚える。
自宅へ戻ると、父親のアルツハイマーは進行し、ひどくなっていることに気づく。
フォークを反対に持つ父親を観て、シーザーは優しくフォークを持ち替えてあげる。
シーザーは、ウィルと口を聞かず、屋根裏にこもり、窓の外を眺めていると、
ボケた父親が、隣人の高級車を盗んで、車を前後に動かし、パニックになっている。
それに怒ったパイロットの隣人が、年老いた父親を責め立てる。
シーザーは居ても立ってもいられず、助けに行く。
ボコボコにする寸前で、我に返るシーザーだったが、時すでに遅し。
彼は、保護施設へ送られてしまう。

落ち込んでしまった父親。ウィルは父親を元に戻したいと思う。
そこで父に投与し、失敗したことを伝えに会社へ行く。
でも改良すれば、なんとかなるかもしれないと言うと、社長はオーケーをする。

一方、シーザーが収容された環境は最悪だった。
まるで刑務所。
そこにはチンパンジーやオラウータン、ゴリラが収容されている。
いずれも人間様が飼いきれなくなった者たち。
霊長類同士のいじめ、レイプ、リンチがあり、飼育員からの虐待もある。
もちろんシーザーもやられてしまう。
シーザーは、石で壁に窓を描き、家に帰りたいと思う。
だが、面会に来たウィルに「ダメ。家に帰れない」と言われがっかりする。
ついに、シーザーは我慢ができず、飼育員からナイフをくすね、鉄格子の鍵を開けた。

ウィルは、改良された新薬を父親に投与しようとするが、断られる。
「人間には限界がある」
すると父は息を引き取った。

その頃、新薬の実験中に誤って薬を吸ってしまった、あの良心的な研究員の体調がすぐれない。
それを伝えにウィルのところへ向かうが、入れ違いになってしまう。
たまたまパイロットの隣人に声をかけられると、血を噴きだす。
隣人は、血を噴きかけられ、怒りを抑えてその場を後にする。
なにやらとてつもない副作用が、新薬にはありそうだ。
しかし、それを伝えられないまま、驚くべき知能効果がチンパンジーで見られたことに、
お金大好き社長は喜びにわき、大量生産してしまう。
ウィルは、父を治すという目的を失い、
そんなリスクを考えない社長に疑問を感じて、辞めてしまう。
そして、シーザーを収容所から取り戻そうと裏金を支払う。
だが、シーザーは無言でウィルを拒否する。
彼らは連帯感を築き始め、仕返しを考えていた。

深夜、シーザーは一人、脱走し、ウィルの家へ行く。
葛藤を抱えながら、ウィルの寝顔を見つめる。
しかし、彼は新薬を持ち出し、収容所へ戻ると、それを撒き散らす。
驚くほど、知能が上がってしまうチンパンジーたち。
シーザーをボスにして、彼らはついに大脱走してしまう。
虐待をしていた飼育員がスタンガンを手に持ち止めようとするが、
シーザーは「NO!!!!」と英語で叫び、ついに不可抗力だが殺してしまう。
そして、チンパンジーを実験用に使用しているあのジェネシス社へ宣戦布告。
あっさりと制圧してしまう。
それに怒った社長は、皆殺しにしろと、警察を動員し、チンパンジーたちとの戦争へ。
完全に、私はチンパンジーを応援してしまった。

そしてこのストーリーの伏線。
新薬は、人間には強い薬で、研究員は体から出血して死亡していた。
もちろんそれは伝わっていない。

戦いが激化する人間様対チンパンジー!
チンパンジーは頭を使って、人間様をやっつけてしまう。
人間様は手当たり次第に銃で撃ちまくる。
が、チンパンジーらはシーザーの指示のもと、殺さない。
ヘリからバンバン撃ちまくる社長だったが、ついに墜落。
だが、かろうじて社長は橋に捕まり、シーザーに命乞いするのだが、
シーザーは助けない。「バカな、サルめー!」と社長はバカみたいに死んでいく。
皮肉がいい!!

さあ、どう締めくくるのか。ついにラスト。
シーザーをボスとし、森に帰ってきたチンパンジーたち。
ウィルがシーザーを追いかける。
そして「家に帰ろう。シーザー」というが、
もちろんシーザーは首を振る。「ここが家だよ」
そして、彼がしてきたことを許し、抱きしめ、終わる。

なーんだ。と思っていたところへ、本当のエンディングが!!!
答えは、この長い記事の中に出ています!!
爽快かつちょっと怖くなった。
でも本当に面白かった。ぜひ観てください!
そして、今もこの時間もチンパンジーは人間様のために実験に使われていると思います。

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脚本の書き方
かわいい!コス