ベストセラー「もしドラ」を読んだ感想

今、流行の「もしドラ」を読んでみました。
ドラッカーの本は数冊読破しているので、
読まなくてもいいかなと思っていたのですが、
とある番組で、筒井康隆先生も薦めていたので読みました。

ストーリー展開は、至って普通なのに、
その裏付け、動機が、ドラッカーの「マネジメント」を使って
主人公が行動してるところに面白さがありました。
まさに本のタイトル通り、裏切らない小説です。

筒井先生は感動すると言ってましたが、
私自身感動までしませんでした。
しかしスゴいところは、小説なのにドラッカー経営論がすんなり入ってきて
ドラッカーを知るには良著だと思います。
その点でおススメいたします


ここからは、経営にとって基本となる
ドラッカー経営学を忘れないように記しておきたいと思います。

・あらゆる組織において、共通のものの見方、理解、方向づけ、努力を実現するには、「われわれの事業は何か。何であるべきか」を定義することが不可欠である。

・「われわれの事業は何か」との問いは、ほとんどの場合、答えることが難しい。
わかりきった答えが正しいことはほとんどない。

・企業の目的と使命を定義するとき、出発点は一つしかない。顧客である。
顧客を満足させることこそ、企業の使命であり、目的である。
したがって、「顧客は誰か」との問いこそ、個々の企業の使命を定義するうえで、最も重要な問いである。

・企業の目的は、顧客の創造である。したがって、企業は二つの、そして二つだけの基本的な機能を持つ。それがマーケティングとイノベーションである。

・真のマーケティングは顧客からスタートする。すなわち現実、欲求、価値からスタートする。「われわれは何を売りたいか」ではなく「顧客はなにを買いたいか」を問う。「顧客が価値ありとし、必要とし、求めている満足がこれである」と言う。

・マネジメントは、生産的な仕事を通じて、働く人たちに成果を上げさせなければならない。

・働きがいを与えるには、仕事そのものに責任を持たせなければならない。そのためには、1、生産的な仕事(その人の強み、専門分野を伸ばす)、2、フィードバック情報(自分の仕事が組織の成果に結びついている)、3、継続学習が不可欠(どうすれば成果をあげられるか勉強会)である。

・成長には準備が必要である。いつ機会が訪れるかは予測できない。準備しておかなければならない。準備ができていなければ、機会は去り、他所へ行く。

・人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。組織の目的は、人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することにある。

・「人は最大の資産である」

・企業そのものは、より大きくなる必要はないが、常によりよくならなければならない。

・イノベーションとは、科学や技術そのものではなく価値である。組織の外にもたらす変化である。

・イノベーションの戦略の一歩は、古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものを計画的かつ体系的に捨てることである。昨日を捨ててこそ、資源、特に人材という貴重な資源を新しいもののために解放できる。

・マネジメントには、自らの組織をして社会に貢献させるうえで三つの役割がある。1、自らの組織に特有の使命を果たす。2、仕事を通じて働く人たちを生かす。3、自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題について貢献する。

・成果とは長期のものである。すなわち、間違いや失敗をしないものを信用してはならないということである。それは、見せかけか、無難なこと、下らないことにしか手をつけない者である。成果とは打率である。弱みがないことを評価してはならない。そのようなことでは、意欲を失わせ、士気を損なう。人は優れているほど多くの間違いをおかす。優れているほど新しいことを試みる。

・市場において目指すべき地位は、最大ではなく最適である。

・真摯さを絶対視して、初めてもともな組織といえる。それはまず、人事に関わる決定において象徴的に表れる。ともに働く者、特に部下に対しては、真摯であるかどうかは、二、三週間でわかる。無知や無能、態度の悪さや頼りなさには、寛大たりうる。だが、真摯さの欠如は許されない。決して許されない。

・成果より努力が重要であり、職人的な技能それ自体が目的であるかのごとき錯覚を生んではならない。仕事のためではなく成果のために働き、贅肉ではなく力をつけ、過去ではなく未来のために働く能力と意欲を生み出さなければならない。

にほんブログ村 本ブログへ

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

Pocket

脚本の書き方
かわいい!コス