偽りの政権交代を読んだ感想

偽りの政権交代 財務省に乗っ取られた日本の悲劇
高橋洋一/須田慎一郎

を読んだ。

とんちんかんな政治経済評論家や
無知識でコメンテーターをしている人間がいる中で、
もっとも腑に落ちる話をしてくれるのが、
高橋洋一氏だ。

この本の軸は、
今の政権を操っているのは、
財務省だという話。
そしてそれでは日本が危ないという展開だ。

まず、郵政の話。
現在、亀井、小沢のホットラインで郵政が再国有化される。
そして今や、郵政民営化をした小泉、竹中は悪名高く、
戦犯扱いされているのはお門違いだと分かる。

なぜか。
一に、郵政民営化が必要だった理由は、
端的に言えば、民営化しなければ「郵貯」「簡易保険」が破綻するのは必至だったから。
以前は、郵貯から年間数十兆円ほどが財務省に預託され、
この資金を財務省は特殊法人などの投資・融資していた。
その際、財務省は普通の金利よりも特別に高い金利を課していた。
高金利を払える特殊法人ならいいが、払えなければ、そこに税金を投入する。
つまり、単純に税金で天下り先をぼこぼこ作って温存されていたわけだ。
役人の天下り先のために、国は借金していたことになるし、
国に預けられた金は、役人の給料に化けていた。
それを断ち切ったのが小泉政権だ。
ただ、断ち切っただけは郵政の運営はできない。
人件費の赤字だけでも一兆から二兆になる。
だから他の金融機関と同じように、金融法に則った民営化を推進していた。
それじゃないと郵政は潰れてしまう。

なのに、亀井は財務省大物幹部を社長にし、
非正規社員を正社員し、預かり入れ限度額を二千万に上げるという、
官僚を守る、財務省を守るための暴挙に出ている。
これを咎めないのはおかしいと言う話。
そして、マスメディアから、民主党批判は困るという話が出ていることも暴露。

腑に落ちる。
彼らの話はとっても腑に落ちる。

そして小泉政権では、A面とB面の争いがあった。
それは竹中ラインと、飯島秘書官と財務省の丹呉ライン。

竹中さんは、役人に厳しく、
飯島、丹呉ラインは、役人を擁護。

小泉さんはうまく使い分けていて、
中にいた高橋氏は竹中ラインにいた。
なぜなら、正しいことをしようとしているのは竹中案だったから。
問題も答えもシンプルだ。

けれど、今は逆行している。
だから高橋洋一氏ら竹中氏は、財務省の逆襲を受けて、
犯罪人に仕立て上げられ、戦犯扱い、粛正されているのだろう。

といった具合に、今の政権はまったく機能していなくて、
日本を食い物にする財務省が統治しているので危険だと言える。

日本人よ、目を覚ませ!

Pocket

脚本の書き方
かわいい!コス